座っているだけで腕が痛くなった理由は、肩ではありませんでした


(画像はご利用されるお子様連れのお客様のイメージです。
本文記事とは関係ありません。)

 

「何もしていないのに、座っているだけで左腕が急に不調に」

 

「洗濯物を干すとき、特定の動作だけがつらい」

 

こうした症状は、肩や腕そのものが原因と思われがちです。

 

しかし、実際の施術現場では
“不調の場所と原因が一致しないケース”
が多く見られます。

 

今回ご紹介するのも、腕の不調をきっかけに来店された
お客様のケースです。

 

不調は「筋肉全体」ではなく、ピンポイントで起きていた

 

 

お話をうかがうと、左腕全体が不調なのではなく、

 

「触ると痛い」「押されると嫌な感じがする」という、
局所的なものでした。

 

 

また、不調になったのは突然でしたが、常ではなく、

 

・座っている最中

 

・洗濯物を浴室のバーに掛ける動作

 

といった特定の姿勢・動作に限って反応していました。

 

 

これは、身体の使い方の偏りが関係しているサインです。

 

肩を見たときに分かった「動きの制限」

 

触ってみて、また動作チェックを行うと、肩周囲に違和感があり、

 

肩を開いたり閉じたりする動きで反応が見られました。

 

 

特に、腕を前方・上方へ伸ばす動作で、

 

肩周囲に「グッと押されるような感覚」が出やすい状態でした。

 

 

この動きは、日常では次のような場面で頻繁に使われます。

 

  • 室内干しで洗濯物を高い位置に掛ける
  • 前かがみ姿勢で腕を前に出す
  • 長時間の座位姿勢から急に腕を動かす

 

実は関係していた「下半身の硬さ」

 

 

さらに、内もも(股関節の内転筋群)に強い硬さがありました。

 

 

一見、腕の痛みとは無関係に思えますが、

 

下半身が硬い状態では、体を支える力がうまく使えず、

 

上半身、とくに肩や腕でバランスを取ろうとします。

 

 

実際、美脚矯正で脚の外側の張りを調整した後、

 

「触るとつらかった脚が気にならなくなった」と変化を実感されていました。

 

冷えと内臓の状態が、回復を遅らせることも

 

 

この時期は寒さが強く、

 

・室内でも冷えを感じやすい

 

・お腹が冷えやすい

 

・便通が不安定になりやすい

 

といった状態も重なっていました。

 

 

近年の研究では、冷えや自律神経の乱れが、

 

筋肉の回復や柔軟性に影響することも指摘されています。

 

 

お腹周りを調整すると、

 

「体が緩みやすい」「便通に変化を感じる」

 

といった反応が出やすいのも、このタイプの特徴です。

 

今回の施術で行ったこと

 

  • 左腕の圧痛部位を無理なく調整
  • 肩関節の可動域を確認しながらの調整
  • 内もも・股関節周囲の緊張緩和
  • お腹周りの調整で全身の巡りをサポート

 

 

施術後には、腕の不快感はほとんど気にならない状態まで落ち着きました。

 

再発を防ぐためにお伝えしたセルフケア

 

 

痛みを繰り返さないために、次の点をお伝えしています。

 

  • 洗濯物を掛ける前に、肩を軽く動かしてから作業する
  • 壁を使った胸まわりの軽いストレッチ
  • 内もものストレッチで下半身の支えを作る
  • お腹や足元を温めて冷え対策を続ける

 

「腕が不調=腕が原因」とは限りません

 

 

今回のように、

 

肩・下半身・お腹・生活動作が重なった結果、

 

腕にサインとして痛みが出ることは珍しくありません。

 

 

「年齢のせい」「一時的なもの」と我慢せず、

 

体の使い方を一度整理してみることが、

 

結果的に回復への近道になることもあります。

 

 

違和感が続く場合は、早めに体の状態を確認してみてください。

 

 

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