【事例から読み解く】産後ママの“左側だけつらい”はなぜ起きる?骨盤・肩甲骨・腹圧の本当の関係


(画像はご利用される骨盤エクササイズイベントのイメージです。
本文記事とは関係ありません。)

 

肩がつらいのに、なぜ「骨盤の張り」も一緒に気になるの?

 

「肩が辛い」
「首まわりがベタつくように張る」
「背中?肩甲帯が固まって猫背っぽい」
さらに「骨盤まわり(お尻側)に張り・滞りがある」
「重だるい」「呼吸が浅い」
──このセット、実は“別々の不調”ではなく、
ひとつの連鎖として起きていることが少なくありません。

 

ポイント:肩こり・首こりが強い日に、骨盤の詰まり感や腰の違和感が同時に出る人は、「呼吸(胸郭)→猫背→骨盤の動き」が一緒に硬くなっている可能性があります。

 


 

【施術例】「インフル流行&育児」で崩れたリズムが、体にどう出たか

 

ここからは、当院の整体師とお客様の施術中の録音要約をもとにした具体例です。

 

施術前:キーワードは「肩・首の張り」「猫背」「骨盤の滞り」「浅い呼吸」

  • 肩の辛さが強い/首まわりが“ベタつく”ような張り
  • 背中?肩甲帯が固く、猫背傾向
  • 骨盤まわり(お尻側)に張り・滞り、全身が重だるい
  • 咳や育児疲れで呼吸が浅い → 胸背部がこわばる
  • ストレッチは少しやっているが、コリが残る

 

 

施術中:猫背が「グリッと取れそう」+骨盤の流れが出て“くびれ感”

  • 可動性が出始め、柔らかくなりやすい反応
  • 猫背矯正の見立てで「グリッと取れそう」な状態
  • 骨盤周囲の不要な張り・むくみが流れ、くびれ感が出る
  • 肩甲帯?頸部に“ゴリゴリ(筋硬結)”が触知され、圧痛あり

 

施術後:「軽い」「動きやすい」+抱っこが安定し、呼吸が落ち着きやすい

  • だいぶ軽くなった」「前より動きやすい」
  • 肩・背中の固まりが緩み、猫背の改善感
  • 骨盤周りが締まり、くびれの変化を実感
  • 抱っこ時の安定感が増し、呼吸も落ち着きやすい印象

 


 

“首のベタつき”は、体のどこが助けを求めているサイン?

 

今回の例で特徴的だったのは、
首が「痛い」よりも“ベタつく(張りつく)”
感覚として表現されている点です。
このタイプは、単なる局所疲労というより、

 

  • 胸郭が固くて息が浅い
  • 肩甲骨が動かない
  • 首が代わりに頑張ってしまう

 

という代償パターンになっていることが多いです。

感じている症状 起点になりやすい部位 現れやすい連鎖 施術・指導の狙い
首のベタつき/張り 胸郭(肋骨)+横隔膜 呼吸浅い→首が補助呼吸で過緊張 胸郭拡張+横隔膜リリース+頸部トーン調整
肩の辛さ/ゴリゴリ 肩前面(小胸筋)+肩甲帯 猫背→肩が前に巻く→肩甲骨が滑らない 筋膜リリース+肩甲骨モビリゼーション
骨盤の張り/お尻の滞り 殿筋群+仙腸関節 上半身の硬さ→骨盤が固めて支える 梨状筋・殿筋リリース+仙腸関節調整
腰痛の予兆 広背筋+脊柱起立筋 抱っこ・PC→背部過緊張→腰の逃げ場がない 背部の過緊張を緩め、負担ラインを再配置

 


 

「2週間ペースで整えたい」?この発言が、実はかなり重要です

 

お客様の希望で繰り返し出てきたのが、
「2週間ペースで整えたい」「復帰(3月)に向けて間を詰める」
というやり取りです。

 

これは単なる希望ではなく、体が発している“回復のリズム”とも言えます。

 

考え方:育児・仕事・感染症流行などで生活が揺れる時期は、体も「一気に良くする」より“崩れる前に整える”ほうが成果が出やすい。だからこそ、2?3週間という現実的な頻度が効きます。

 


 

自宅ケアは「強くやらない」が正解(揉み返し回避の設計)

 

今回のケースでは、施術者が揉み返し(翌日の重だるさ)を避
ける圧加減で終えています。
自宅ケアも同様に、“効かせる”より“戻さない”が目的です。

 

お風呂上がり3分:軽めの上半身ルーティン

  1. 胸開き:壁に手を当てて胸をひらく(30秒)
  2. 頸の側屈・回旋:痛みが出ない範囲でゆっくり(各20秒)
  3. 肩甲骨の可動:前後・上下に小さく動かす(30秒)

 

 

抱っこ・PCの“姿勢セット”

  • 骨盤の反りすぎ(前傾過多)を避ける
  • 胸郭をふわっと引き上げる(息が通る高さ)
  • 肩で持たず、体幹に寄せて抱く

 

この事例が「骨盤エクササイズ指導」に向いている理由

 

このお客様は、

  • 猫背矯正で反応が出やすい
  • 骨盤周りの“流れ”が出ると、くびれ・動きやすさを実感できる
  • 2週間単位で整える意思がある

という特徴がありました。

 

つまり、整体で「整える」だけでなく、
呼吸・胸郭・骨盤をつなげて“使い方”まで導ける人
関わるほど成果が安定しやすいタイプです。

 

ここに、今骨盤エクササイズを教えられる人材
求められる理由があります。

 


 

学びたい方向け:整体×骨盤エクササイズを「言語化」できる力を手に入れる

 

もしあなたが、

  • 産後ママの「肩・首の不調」と「骨盤の張り」を同じ線で説明できるようになりたい
  • 施術の経験を、指導(エクササイズ)に拡張したい
  • 復帰前後の不調に寄り添える、現場で使える型を持ちたい

と感じたら、養成講座という選択肢があります。

? 骨盤エクササイズインストラクター養成講座

 

https://www.mam-sp.com/entry86.html


 

まとめ:肩・首が主役の日ほど、骨盤と呼吸が“裏で働いている”

  • 「肩が辛い」「首がベタつく」「猫背」+「骨盤の張り」は、連鎖で起きやすい
  • 浅い呼吸は、首・肩が代償しやすく、結果として骨盤まで固めやすい
  • 現実的な2週間ペースの調整は、“崩れる前に整える”のに向いている

 

不調の説明が一本につながると、
施術も指導も迷いが減ります。
あなたの現場に、
「呼吸×猫背×骨盤」の視点を取り入れてみてください。

 

ページの先頭へ戻る